結婚指輪のタンザナイトの意味・石言葉。身に着ける効果と価格相場、お手入れ方法を解説

タンザナイトとは

タンザナイトとはどのような石なのかという点について解説していきます。


タンザナイトとは私たちにも馴染みの深い石で、12月の誕生石としても知られています。


和名は灰簾石(かいれんせき)、黝簾石(ゆうれんせき)となっており、青紫色の色をしたタンザナイトが一般的です。


指輪に用いられるタンザナイトのほとんどが青紫色のタンザナイトとなっています。


タンザナイトの最大の魅力はその多色性。昼間の自然光に当てて見ると鮮やかな青色に、夜の白熱灯の下では深い青紫に変化することが分かっています。角度を変えて見るとより鮮やかな紫色に見えることもあり、様々な表情の変化を楽しむことができます。

一見すると同じ青い宝石のサファイアと間違われることもありますが、サファイアと区別する際にもこの多色性が鍵となります。


タンザナイトの持つ意味・石言葉

タンザナイトの名前の由来は、石の色がタンザニアの夜空に似ていることと、産出地のタンザニアに敬意を評してティファニーが名付けました。タンザナイトの魅力にいち早く注目したティファニーは独占契約を結び、大々的にプロモーションしたことにより人気のレアストーンとして認知されることになったのです。


タンザナイトの石言葉は「冷静」「知性」「価値観を高める」「前向きな気持ち」「神秘」。産出地のアフリカでは、不幸を脱する石として大切に扱われてきました。


見る角度によって青や青紫に変化する様子はまさにアフリカの大地の夜空。雄大な自然の力をいつも指輪から感じられたらどんなに心強いことでしょう。どんな不幸からも守ってくれることは間違いありません。

タンザナイトの深い青のように、身に付ける人の知性と価値観を高め、人生をより充実してものにしてくれることでしょう。


この地球に生を受け、生涯を共にするパートナーと一緒になれたこと自体が神秘的なことなのです。パートナーを愛し慈しみ、前向きな気持ちで人生を共に歩んでいく2人にぴったりな結婚指輪の石と言えるでしょう。


タンザナイトの価格相場・価値

タンザナイトも他の宝石と同じように青色が濃いもの、透明度が高いもの、内包物が少ないものに価値があるとされています。そしてタンザナイトの最大の特徴とも言える多色性がはっきり見られるものも価値に影響します。


タンザナイトは比較的大きな原石が採掘されやすいことから、カラット数が大きくなっても金額は大きく変わりません。つまり大粒のタンザナイトの方がコストパフーマンスが優れているということです。

ジュエリー加工されていないタンザナイトだと数千円から手に入れることができます。


一般的に指輪などの埋め込み石として使用されるタンザナイトは、それ自体にはあまり高額な価値がついていないと考えた方がよいでしょう。


タンザナイトの指輪を取り扱っているブランド

タンザナイトは比較的一般的な宝石に分類されるため、ハイブランドから比較的手の届きやすいブランドまで多くの取り扱いがあります。

有名、人気ブランドだと、


ティファニー

スタージュエリー

4℃

ヴァンドーム青山

ジュエリーツツミ

エステール


タンザナイトは12月の誕生石でもあるので、手作り結婚指輪でも、オプションサービスもしくは無料サービスとしてガーネットを埋め込めることも多いです。


タンザナイトのお手入れ方法

タンザナイトはある一定の方向へ割れやすい性質をもつ石です。超音波洗浄機でのクリーニングはできませんので注意してください。

普段はやわらかい布で優しく拭くようにしましょう。

しっかりお手入れしたい場合は、ぬるま湯に中性洗剤を加えたものにつけ、やわらかいブラシを軽く押し当てるようにして汚れを取り除きます。その後は水ですすいで、やわらかい布で水気を拭きとりましょう。