まずピンクトルマリンとはどのような石なのかという点について少し解説していきます。
ピンクトルマリンは私たちにとっても馴染み深い石で、10月の誕生石としても知られています。
ピンクトルマリンはトルマリンという石の1つでトルマリンは鉱物の成分によっておよそ16種類に分けられます。「存在しない色はない」と言われるほどのカラーバリエーションがあります。
トルマリンの和名は電気石(でんきせき)。トルマリンの結晶を熱すると電気が帯びる現象から、名付けられたようです。
指輪に用いられるピンクトルマリンのそのほとんどは可愛らしいピンク色の石となっています。
トルマリンの種類は多く、黒や青、緑等の石があります。ここではピンク色のトルマリンを4つ紹介します。
ピンクトルマリン(明るいピンク色)
ルベライト(濃いピンク色)
バイカラートルマリン(緑と濃いピンク色)
ウォーターメロントルマリン(緑とピンク色)
ピンクトルマリンは「愛の石」と言われ、恋愛のお守りとしても大変人気の石です。さらに「愛の電流」とも言われるほどの力があり、愛を増幅させてくれる働きもあります。
石言葉は「広い心」「意思」「思慮深さ」です。恋愛のお守りだけに留めておくのはもったいないくらいの石なのです。まずは自分自身を愛し、そして人を愛することの大切に気づかせてくれることでしょう。
過去に恋愛で傷ついた心やトラウマをも癒し、瑞々しい生命力を与えてくれる効果もあります。また、思いやりの心を強め、相手に愛情表現することを手助けしてくれます。
長い人生の中で、楽しい時も苦しい時もパートナーを思いやり愛情をより深めていくことができます。そして愛に満ち溢れた家庭を作ることができる、結婚リングにふさわしい石と言えるでしょう。
いつくかピンクトルマリンを身に着ける効果をご紹介します。
まずピンクトルマリンを指輪につける効果の1つ目にあげられるのは、その色の効果です。
透明感あふれる上品なピンク色は、あなたの肌色とよく馴染んで明るい印象にしてくれます。土台の金属をブルーベースの方はプラチナやホワイトゴールドに、イエローベースの方はピンクゴールドやシャンパンゴールドにすることで、あなたの魅力とピンクゴールドの魅力を最大限に発揮させることになります。
またバイカラートルマリン、ウォーターメロントルマリンの緑とピンク色の組み合わせは、見る人の目を惹きつけます。なかなか見かけないその宝石を選んだあなたのセンスの良さを認めることは間違いないでしょう。
男性の方でピンクトルマリンのピンク色に抵抗がある方は、豊富なカラーバリエーションがあるトルマリンから選択するのも良いでしょう。好きな色が見つかるはずです。
ピンクトルマリンの石の持つ意味「広い心」「意思」「思慮深さ」そして「愛の石」という別名を知っていれば、結婚生活で常にパートナーを思いやり、愛に満ち溢れた日々を送ることができるでしょう。
自分自身のことも愛することを忘れることがないので、広い心でパートナーや子どもたちを包み込むことができるのです。揺るぎない意思とその思慮深さで素晴らしい家庭を築くことができるでしょう。
ピンクトルマリンの0.5ctの参考価格は約5000円です。トルマリン自体はそこまで高価なものではないので比較的カラット数の大きな石が出回っています。
評価の基準は石の大きさ、内包物の有無、そして色の濃さです。一般的にピンク色が濃ければ濃いほどその価値は上がるとされています。しかしピンク色が濃すぎて、赤を通り越してブラウンがかってくるとその価値は下がります。
緑とピンクのバイカラートルマリンだと、ピンクトルマリンよりやや価値が上がり、8000円ほどで手に入れることができます。
一般的に指輪などの埋め込み石として使用されるピンクトルマリンは、それ自体にはあまり高額な価値がついていないと考えた方がよいでしょう。
ピンクトルマリンは比較的一般的な宝石に分類されるため、多くのブランドで取り扱いがあります。
有名、人気ブランドだと、
ディオール
カルティエ
スタージュエリー
ヴァンドーム青山
ケイウノ
ジュエリーツツミ
等ではピンクトルマリンの取り揃えがあります。
ピンクトルマリンは10月の誕生石でもあるので、手作り結婚指輪でも、オプションサービスもしくは無料サービスとしてガーネットを埋め込めることも多いです。
日頃から身につけたら柔らかい布で拭き取るようにしてください。
汚れがひどい場合は、ぬるま湯と石鹸水を使うようにしてください。ブラシで優しく磨いてよくすすぎ、柔らかい布で拭き取ってよく乾かしましょう。