【手作り結婚指輪の5つのメリットと6つのデメリット】購入する前に知っておくべきこと

手作り結婚指輪に興味があるけど、決める前にメリットとデメリットを確認しておきたい!という人の為に、手作り結婚指輪のメリデメを分かりやすくまとめていきます。


手作り結婚指輪のメリット

まずはメリットから。分かり切っている内容もありますが、網羅的に見ていきましょう。


メリット①世界に一つだけの指輪が作れる

まず何といっても手作り結婚指輪の大きなメリットは、そのユニークさです。世界に2つとない唯一無二の指輪を作ることが可能です。パートナーが世界で唯一の存在であると同時に、その証としてつくる指輪も世界で一つだけ。世界でたった一人のパートナーを象徴するものだからこそ、唯一無二のものを作る価値があるんですね。


メリット②指輪作りが一つの思い出に

手作り結婚指輪は、ブランドの指輪と違い、オーダーメイドで職人に全て作ってもらう場合でも、デザインの相談など製作工程にガッツリかかわって指輪を作ります。自分たちで指輪作る場合には、制作自体も自分たちで担うことになります。

多くのカップルが、指輪製作の中で、新たな思い出を作り、愛情を深めています。

またカップルによっては、自分のものではなくパートナーの指輪を作ることもあります。

パートナーの思いが沢山こもった指輪は、ブランド品にない価値があります。


また多くの工房では、指輪製作時の写真やビデオをまとめてDVDにしてくれるサービスを行っています。


第三者がまとめた写真や動画というのは、意外にも結婚式以外にはないものです。

二人だけの思い出をキレイ、おしゃれに残せる貴重な機会ともなります。


子どもが生まれると、家族写真はほとんどが子ども中心となってしまうので、二人だけの時間を記録するのにも良い機会となります。


メリット③流行に左右されない

手作り結婚指輪は流行に左右されません。通常、ブランド品だと時代によって流行り廃りがあり、ある時代にはおしゃれな指輪として人気があるものも、時が経てばださいなどと言われてしまうこともあります。

直近では、「4℃ださい」などと書いたブログが炎上したりもしました。

大切なパートナーと共有するものであり、実際ブランドというのは一側面にしかすぎませんが、大なり小なり

、そのようなブランドのイメージに左右されることはあります。


その点手作り結婚指輪は時代を超えて唯一無二のものであるため、流行に左右されず、いつまでもパートナーとの絆、思い出をとどめておくことができます。


メリット④デザインのかゆいところに手が届く

手作り結婚指輪は非常にデザインの柔軟度が高く、基本的に思い描いているものをすべて形にすることができます。加工レベルが高いと、オプション料金も高くなりますが、お金を払うことさえできれば、自分にとって完璧な指輪を作ることができます。


メリット⑤価格を安く抑えられる

オプションや材料費にもよりますが、手作り結婚指輪は、ブランド品に比べて比較的安く作ることができます。一般的な指輪の相場がペア価格で20~30万なのにたいして、手作り結婚指輪の相場は、ペア価格で15~20万円程度です。またオプションや材料費、選ぶ金属によっては、ペア価格を10万円、またはそれ以下にも抑えることができます。結婚指輪は二人の愛の証であり、単純に価格で良しあしを決めることはできませんが、指輪が安くなった分、新婚旅行を充実させたり、新生活の様々な品を充実させたりすることも可能です。


ブランド品にこだわりがない場合は、あえてどこかのブランドを消去法で選ぶよりも、手作りしたほうが得と言えるのでないでしょうか。


手作り結婚指輪のデメリット

続いてデメリットについてです。メリットが多い一方で、手作りだからこそのデメリットも存在します。確認していきましょう。


デメリット①デザインは自分のセンスしだい

手作りの結婚指輪は、基本的に自分でデザインを考えるわけですから、どのような指輪が出来上がるかは、その人次第ということになります。ある意味では自分らしい指輪を作るというメリットでもありますが、センスが全くない場合は、それ相応のデザインとなる可能性があります。

ただ、指輪を考える際は、工房の方と相談して決めるのが基本スタンスとなりますので、長期的につける結婚指輪がどのようなデザインであるべきか、どのようにすればおしゃれになるのかは相談可能です。


もし自分で美的センスが乏しいと感じている人は、工房のクラフターやデザイナーと綿密な打ち合わせをすることによって、ダサいデザインになってしまうことを回避することができます。


デメリット②時間がかかる

手作り結婚指輪は、市販の指輪より納品に時間がかかることが多いです。また自分たちで作る場合は、単純に製作時間が、2~3時間程度かかるのが普通です。また工房によっては、1回通うだけでよいところもありますが、5回程度工房に通わなくてはいけない場合もあります。

さらに職人によるデザインのオプションを選択した場合は、1~2ヶ月程度納品に時間がかかります。

彫金鍛金などの場合は、当日に受けるとることも可能ですが、多くの人はオプションサービスを何かしら選択するため、やはり納品には1~2ヶ月はかかると思っておいた方がよいでしょう。


工房に通う回数は、お店によって違うので、作成期間の日数など相談されることをおすすめします。


デメリット③店舗が少ないためアフターサービスがめんどくさいことも

一般的なブランドと比べて、手作り指輪の工房がチェーン展開していることは少なく、ほとんどの工房が一店舗のみで営業を行っています。ほとんどの工房がアフターサービスとして、

  • 仕上げ直し
  • 変形直し
  • サイズ直し

などに対応していますが、基本的には指輪を作った工房でしか対応してもらえないため、工房が遠隔地にある場合は、アフターサービスを受けるのに手間がかかる場合があります。

店舗数の比較的多い手作り結婚指輪のお店は、

  • ケイウノ
  • リングラム
  • AIGIS
  • 工房スミス

などです。アフターサービスを受けられる店舗が近くにあったほうが良いという人は、比較的大型の工房を利用するとよいでしょう。


デメリット④紛失の際は同じものが作れない

手作り結婚指輪は、既製品ではないため、紛失すると全く同じものが手に入らないというデメリットがあります。

一部のお店で、指輪の型をとり、完全に同じものを再現してくれる場合もありますが、非常に限られたお店でした提供してないサービスなので、基本的には、紛失した場合は、同じものを手に入れることができないと思っておいた方がよいでしょう。


デメリット⑤オプション次第ではブランドよりも高くなることがある

手作りする結婚指輪のオプションや材料費によっては、ブランド品よりも高くなる場合があります。例えばリング幅を5m以上にし、大きめのダイヤを入れるとなると、それなりの材料費がかかります。

オプションをいくつか追加すると数万円プラスされてしまうことはざらにあるので、想像以上に価格が高くなってしまう場合もあります。


あらかじめ予算感と加工によってプラスされる価格を把握しておいた方がよいでしょう。


結婚指輪の予算を相談するのは何だか恥ずかしいと感じてしまうかもしれませんが、記念品と言っても価格は非常に重要なことです。結婚にまつわるイベントごとは金銭感覚がずれてしまうことが多いですが、その数万円でできる新生活に必要なことを考えれば、値段にシビアになることは、決して恥ずかしいことではありません。しっかり相談するようにしましょう。


デメリット⑥事前にどういうものができるか把握しづらい

既製品だと、商品を見比べて、選ぶことができますが、手作り結婚指輪は、完全にオリジナルですので、どのようなデザインになるのかは完成するまで分かりません。出来上がりが分からないのは一つ不安な要素です。


ただ同じオプションを選んだ場合にどのようなイメージになるのかはある程度、作品例を提示してもらうことは可能です。


手作り結婚指輪のメリットとデメリット-まとめ

いかがでしたか?

手作りならではのメリットがある一方で、デメリットも確かにあります。

ただいくつかのデメリットは、事前に把握しておくことである程度対処することが可能です。

納得できる指輪にするためには、メリデメをしっかり把握しておくことは大切です。


手作り結婚指輪にしようか迷っている人は、今回の記事をぜひ参考にしてください。



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