手作り結婚指輪ってどうなの?実際に作った人の口コミやデザイン、どう評価されるのかを解説


結婚指輪の選択肢の一つとして、手作り結婚指輪を考えている人も最近では増えてきています。

でも実際、手作りってどうなんだろ?とさまざま疑問があると思いますので、今回は手作り結婚指輪って実際どうなのか?と言う点を解説していきます。


手作り結婚指輪を作っている人の割合は?

まずどのくらいの割合の人が手作り結婚指輪を選択しているのかという点についてです。

手作りと言っても、実は大きく2つのパターンがあり、

  • デザインを工房で相談して作ってもらうパターン
  • デザインを相談し、かつ自分で作るパターン

があります。


デザインを考え、すべて職人に作ってもらういわゆるフルオーダーの人は、実は4割近くもいるそうで、意外にも数が多いということなんですね。年間で結婚するカップルはおよそ58万組といわれているので、20万組以上、40万人以上は、オーダーメイドで結婚指輪を作っているということになります。


オーダーメイドかつ自分たちで作る指輪については、およそ3%と言われており、単純計算で、1~2万組がオーダーメイドかつ自分で作っているということになります。


フルオーダーにしろ、自分たちで手作りするにしろ、意外と多くの人が手作り結婚指輪を選択されていることが分かります。手作り結婚指輪を作る人は少数派であるものの、それほど珍しい選択肢ではないことが分かります。


手作り結婚指輪ってどう思われる?どう評価される?

手作り結婚指輪って興味があるけど、実際つけてるとどう思われるんだろう?と他人からの目が気になる人もいますよね。

結婚指輪をつくる当の本人は、他人からの目線が気になるものですが、実際には、人はそれほど他人の指輪を気にしたりしません。筆者自身も結婚して10年がたちますが、指輪について聞かれたことは、1回ぐらい。指輪は、ブランドによって値段が違いますし、時代によって流行り廃りがあります。

ある時代には人気のあるブランドでも、時間が経てばダサいと思われてしまうこともあります。

そういった観点からして、指輪について質問することはセンシティブなテーマであるため、気安く「どこのブランド?」などと聞いてきたりする人は少ないものです。意外と会話のテーマとしてあがりにくいものなんですね。


手作り結婚指輪は時代に関係なくステキ!と思ってもらえる可能性が高い

よっぽど性格の悪い友達でない限り、手作り結婚指輪を否定的にとらえる人は少ないでしょう。

むしろ手作りの指輪は、時代の流行り廃りに左右されないというメリットがあります。

結婚指輪は手作りにしたと聞くと、「へぇ!ステキ!」と言ってもらえることでしょう。

もしあなたが、手作り結婚指輪に対する他人の評価が気になるのなら、それは心配ご無用ということになります。


実際どんな仕上がりになるのか?

他人の評価はそれほど気にする必要が何しても、実際のデザインがダサければ身も蓋もありません。

しかし、この点も心配ご無用です。

手作り結婚指輪は、非常に幅広いデザインに対応しており、製法も通常のブランドの指輪と変わりません。


手作り結婚指輪のデザイン例

ここでいくつか実際に手作りされた指輪のデザイン例を見てみましょう。


<ケイウノ>

手作り結婚指輪で比較的大手に分類されるケイウノの作品例です。非常にシンプルですが、洗練された印象を受けます。


少し手作りらしく、通常の甲丸ストレートではなく、Vラインで、新婦の方の指輪は、ダイヤを彫り埋めしてあります。言われなければ手作りと分からないほどのクオリティですね。


<ケルヒ>

こちらは人気のあるケルヒの作品例。こちらの作品は、18金ゴールドですね。

表面は手作り感をあえて出したザラつきのあるテクスチャ。シンプルな中にもアンティークな雰囲気のただよう作品です。


<リングラム>

こちらは、石を3ずつ埋め込んだ作品。手作り結婚指輪は、石の数も基本的に自由に選べます。ダイヤモンドの他にも、誕生石を埋め込めるお店がほとんど。色の異なる石を埋め込むだけでも、オリジナリティがでますね。


<工房スミス>

手作り結婚指輪では、ハワイアン彫りなども可能です。ハワイアン以外にも、手彫り対応のお店なら様々なデザインに柔軟に対応可能です。


ブランド品と変わらないデザイン性と柔軟性

いくつか作品例を見ていただきましたが、このほかにも様々なデザインに対応することが可能です。

発想次第では、どんな指輪を作ることも可能なんですね。

手作り結婚指輪と言っても、製法は有名ブランドと変わりません。

手作りだからと言って、おもちゃのような指輪になってしまう心配はないということです。


自分のセンスに自信がない人でも大丈夫

自分はあまり美的センスがないんだけど・・・それでも手作り結婚指輪に憧れるという人もいるでしょう。

手作り結婚指輪は基本的に自分でデザインを考えるので、センスによってつくられる指輪が変わるのは事実です。しかしもしデザインに不安があるという人でも大丈夫です。

どの工房においても、指輪作成前に職人もしくはデザイナーと綿密な打ち合わせを行うので、あまりにもセンスがなさすぎる指輪を作ってしまう可能性は低いです。

このようなデザインは、どう見えるか、ほぼ一生付け続ける指輪のデザインはどうあるべきかなど、お店の方にしっかりと相談することで、センスがなさすぎる指輪を作ってしまう可能性はかなり軽減できます。


自分には美的センスがないと感じていても、手作りしたい気持ちがあるなら、迷わずトライしてみるべきでしょう。


実際に手作り結婚指輪にした人の口コミ

それでは実際に手作り結婚指輪を作った人の口コミを見てみましょう。



こちらの方は、ひねりを加えたデザインで作られたようです。彫り模様や石などはありませんが、シンプルにひねりを加えることで、オリジナル感が際立っていますね。

手作りした人の多くが指輪に満足

手作り結婚指輪を選んだ人の多くが、自分で作った指輪に非常に満足しています。お店のホームページに良い口コミしか乗っていないのは当然ですが、Googleなど一般公開されている口コミに関しても、お店に関わらずほとんどの人がおおむね、自分の作品に満足されています。


やはり一味違う指輪にしたいと思う人が、手作り結婚指輪を選ぶ傾向にあるので、悪い口コミは見つからないのは当然と言えるかもしれません。


基本的にどのお店でも、工房の職人が手取り足取りサポートしてくれますので、失敗事例と言うのはあまりありません。失敗したとしても、職人の仕上げがあることがほとんどなので、指輪をちぎってしまうようなことがない限りは、リカバリ可能なんですね。


ブランドの指輪より壊れやすい?手作り指輪の耐久性は?

手作り結婚指輪って、耐久性が低いんじゃ?と心配している人も多いですが、これも心配いりません。すでに解説した通り、手作りと言ってもブランドの指輪と製法は全く同じであり、手作りだからと言って破損しやすかったり、ボロボロになりやすいということはありません。

金属も、プラチナをはじめ、さびにくく、金属アレルギーを起こしにくい素材を使うので、作成後の着用に関しても何ら問題有りません。


アフターケアもブランド品と変わらない

市販のブランドで購入すると、全国にある店舗で、仕上げ直しや変形直しに対応していることがほとんどですが、これは手作り結婚指輪の工房でも同じです。指輪を作成した工房に行けば、いつでも仕上げ直し、変形直ししてくれるお店がほとんどです。


お店によって有料無料の違いが多少ありますが、基本的にサービス内容はブランド品と変わらないので、アフターケアに関しても心配する必要はないでしょう。


ただ、手作り結婚指輪の工房は、チェーン展開していないことが多いので、引っ越しなどで工房から遠い場所に住んでいる場合は、お店まで出向かなければならないことが多いというデメリットはあります。


手作り結婚指輪の価格や相場について

ブランド品と変わらない品質、アフターサービスということなら、残り気になるのは、価格ですね。

手作り結婚指輪の価格は、3つの要素で決まります。

  • 基本料金
  • 材料費
  • オプション料(デザインオプション)


3つの料金を全て合わせると、ペア料金で15~20万円の間に収まるのが相場と言えます。


通常のブランドの結婚指輪の相場がペア料金でおよそ20~30万円といわれているので、工房で手作りしたばあいの方が安くなることが多いです。


ブランド料がかからない分、安めになるということだと思います。


手作り結婚指輪は安くすることも可能

手作り結婚指輪は、基本料と材料費、オプションで価格が決まるので、材料費とオプションを節約すれば安く作ることもできます。できるだけリング幅を小さくし、オプションを全く付けないシンプルなデザインで作るとペア料金で10万円程度まで下げることも可能です。またプラチナではなく、ホワイトゴールドなど素材にもこだわるとさらに価格が下がります。

結婚指輪を作りたいけど、できるだけコストを抑えたいという人にも手作り結婚指輪は向いているということになります。




手作り結婚指輪って実際どうなの?-まとめ

いかがでしたか?

手作り結婚指輪を作っている方は少数派ではありますが、そこまで珍しい選択ではありません。

周りの目を気にする必要はないと言うことですね。

デザインは非常に柔軟性があり、ブランド品と変わらない洗練されたデザインの指輪を作ることも可能ですし、逆に、あえて手作り感を出した指輪を作ることも可能です。

製法がそもそもブランド品と同じなので、耐久性も問題有りませんし、購入した店舗ならアフターサービスもブランド品と変わらずうけることができます。


手作り結婚指輪を試してみたいけど、実際どうなんだろう、どういう評価なんだろう?と少し心配な方は、あまり気にし過ぎる必要はありません。


人は他人の指輪なんてほとんど気にしていませんし、いい意味で自己満足で、自分が素敵だと思えるものを作ればよいと思います。


世界に一つだけの指輪を作るという思い自体がすでに素敵です。


手作り結婚指輪を作ろうかなぁ、どんな工房があるんだろうと調べたい人は、ぜひ当サイトをご活用ください。